デジタルホワイトボード「ANSHI TOUCH」の使い方は、電源ボタンを長押しして起動し、画面の指示に従って言語設定とネットワーク接続を行うだけで開始できます。Windows 11 Proを搭載しているため、通常のPCと同じ感覚でタッチ操作が可能です。ANSHI NOTEアプリを起動すれば、すぐにホワイトボードとして書き込みを始められます。
会議室に大きなディスプレイが設置された。明日からこれでWeb会議をするらしい。ホワイトボードにペンで書く作業は慣れているが、デジタルとなると話は別です。電源の入れ方から、何をどう操作すれば良いのか、失敗したらどうしようという不安が頭をよぎります。 「Web会議がもっと臨場感のある時間にできるWEBカメラ、WEBマイクスピーカーを選ぶときのコツ」もあわせてご覧ください。
アナログのホワイトボードであれば、ペンを手に取り、書いて、消して、という動作に迷いはありません。しかしデジタルホワイトボードとなると、設定や操作手順がわからず、初日から戸惑ってしまうケースが後を絶ちません。実際、導入後の初動でつまずき、結局使われなくなってしまう現場も少なくないのです。
ANSHI TOUCHは、Windows 11 Proを搭載したインタラクティブホワイトボードで、PCと同じ操作感で扱えるよう設計されています。65インチ、86インチのサイズ展開があり、会議室の広さに応じて選択可能です。年間販売実績3,000台、導入実績10,000社という数字が示すとおり、多くの現場で実際に使われ続けている製品です。

導入初日に確認すべき3つの準備
デジタルホワイトボードが設置されている環境の確認
会議室にANSHI TOUCHが設置されたら、まず確認すべきは電源ケーブルとネットワーク環境です。電源ケーブルがコンセントに接続されているか、有線LANケーブルが差し込まれているか、またはWi-Fi接続が可能な環境かを確認してください。多くの場合、設置業者が電源とネットワークの接続まで完了していますが、念のため目視で確認しておくと安心です。
ディスプレイ下部または側面に電源ボタンがあります。製品によって位置が異なるため、事前に確認しておくとスムーズです。初めて電源を入れる際は、長押しが必要な場合があるため、1秒程度押してみて反応がなければ3秒ほど押し続けてください。
初回起動時に表示される言語設定画面の対応
電源を入れると、Windows 11の初期セットアップ画面が表示されます。この画面では、言語、キーボードレイアウト、地域などを選択する必要があります。通常のPC導入と同じ流れですが、タッチパネルで操作できるため、画面を直接タップして進めてください。言語は「日本語」、キーボードは「Microsoft IME」、地域は「日本」を選択します。
ここで迷いやすいのが、Microsoftアカウントでのサインインです。組織のMicrosoftアカウントを使用する場合は、管理者から共有されたアカウント情報を入力してください。個別に使う場合や、組織アカウントが不明な場合は、「オフラインアカウント」または「ローカルアカウント」を選択することで、インターネット接続なしでも設定を進められます。
ネットワーク接続の設定手順
Wi-Fi接続を行う場合は、画面右下のネットワークアイコンをタップし、利用可能なWi-Fiネットワーク一覧から該当するSSIDを選択します。パスワード入力画面が表示されたら、社内ネットワークのパスワードを入力してください。有線LAN接続であれば、ケーブルを差し込むだけで自動的に接続されます。
ネットワークに接続できない場合は、社内のIT部門に問い合わせることをおすすめします。セキュリティ設定により、新しいデバイスの接続が制限されている場合があるためです。接続が完了すると、画面右下のネットワークアイコンに接続済みのマークが表示されます。
電源投入から画面表示までの具体的手順
電源ボタンの位置と起動時の待ち時間
ANSHI TOUCHの電源ボタンは、ディスプレイ下部の中央または右側に配置されています。ボタンを長押しすると、画面にメーカーロゴが表示され、その後Windows 11の起動画面に切り替わります。起動にかかる時間は通常30秒から1分程度です。初回起動時は設定処理が加わるため、2分程度かかる場合もあります。
起動中に画面が真っ暗なままだと不安になりますが、焦らず待つことが大切です。電源ランプが点灯していれば、正常に起動処理が進んでいます。もし5分以上待っても画面に何も表示されない場合は、電源ボタンを長押しして一度シャットダウンし、再度起動してください。
Windows 11のデスクトップ画面が表示されるまで
起動が完了すると、Windows 11のデスクトップ画面が表示されます。この画面は、通常のPCと全く同じです。タスクバー、スタートメニュー、デスクトップアイコンが配置されており、タッチ操作で自由に扱えます。画面下部のタスクバーには、Windowsアイコン、検索ボックス、アプリケーションアイコンが並んでいます。
初回起動時には、Windowsのセットアップウィザードが表示される場合があります。プライバシー設定やOneDriveの設定などが表示されますが、すべて「スキップ」または「後で設定」を選択しても問題ありません。必要な設定は後からいつでも変更できます。
タッチパネルの反応を確認する方法
デスクトップ画面が表示されたら、画面を直接タップして反応を確認してください。スタートメニューをタップして開く、ウィンドウをドラッグして移動する、アイコンをタップして開くといった基本操作を試してみます。タッチパネルの反応が鈍い場合は、画面に保護フィルムが貼られたままになっていないか確認してください。
ANSHI TOUCHは赤外線方式のタッチパネルを採用しており、指先だけでなくペンや他の物体でも反応します。詳しくは「インタラクティブホワイトボードのタッチパネルの方式と特徴」で解説しています。

ANSHI NOTEアプリの起動と基本操作

デスクトップからANSHI NOTEを開く手順
ANSHI TOUCHには、ホワイトボード機能を提供する「ANSHI NOTE」というアプリがプリインストールされています。デスクトップにANSHI NOTEのアイコンがあれば、それをタップして起動してください。アイコンが見当たらない場合は、スタートメニューを開き、アプリ一覧から「ANSHI NOTE」を探します。
ANSHI NOTEを起動すると、白い画面が表示され、ホワイトボードとしてすぐに使用できます。画面上部にはペンの色や太さを選択するツールバーが表示されます。ペンアイコンをタップして色と太さを選び、画面に指やペンで書き込むだけで、アナログのホワイトボードと同じ感覚で使用できます。
ペンツールの選択と色・太さの変更
ANSHI NOTEの画面上部には、ペン、消しゴム、図形、テキスト入力などのツールが並んでいます。ペンツールを選択すると、色のパレットと太さのスライダーが表示されます。色は黒、赤、青、緑などの基本色に加え、カスタムカラーも設定できます。太さは細・中・太の3段階、または数値で細かく指定できます。
実際に書き込むときは、ペンツールを選択した状態で画面に指を置き、そのまま動かすだけです。アナログのホワイトボードと違い、筆圧を感知するわけではありませんが、指の動きに追従してスムーズに描画されます。消しゴムツールを選べば、書いた内容を部分的に消すことも可能です。
書いた内容を保存してPDF出力する流れ
会議で書き込んだ内容は、ANSHI NOTE上で保存できます。画面右上の「保存」アイコンをタップすると、ファイル名を入力する画面が表示されます。任意のファイル名を入力して保存すると、ANSHI NOTE形式で保存され、後から編集できます。
保存したデータをPDFとして出力したい場合は、「エクスポート」または「共有」メニューから「PDFとして保存」を選択します。保存先を指定すると、PDFファイルが生成され、メールで共有したりUSBメモリにコピーしたりできます。この機能により、会議の議事録を紙に書き写す手間が不要になります。
Web会議での画面共有とタッチ操作

Zoom・Teams・Google Meetでの画面共有設定
ANSHI TOUCHは、Zoom、Microsoft Teams、Google MeetなどのWeb会議ツールと組み合わせて使用できます。会議を開始する際は、デスクトップからWeb会議アプリを起動し、会議URLにアクセスします。会議に参加したら、「画面共有」ボタンをタップし、共有したい画面を選択してください。
ANSHI NOTEを起動した状態で画面共有すれば、リモート参加者にもホワイトボードの内容がリアルタイムで表示されます。書き込んだ内容は即座に反映されるため、遠隔地の拠点とも同じ画面を見ながら議論できます。画面共有中でも、ペンツールや消しゴムツールは通常どおり使用可能です。
リモート参加者と同じ画面を見ながら書き込む
Web会議中に図面やExcelファイルを開き、その上に直接書き込むことも可能です。たとえば、CADソフトを起動して図面を表示し、その上にANSHI NOTEのペンツールで注釈を加えることができます。この操作は、画面共有中にも反映されるため、リモート参加者は書き込み内容をリアルタイムで確認できます。
複数拠点で同時に書き込みを行いたい場合は、ScreenShareProという専用アプリを使用します。このアプリを使えば、最大4台のデバイスから同時に画面操作が可能になり、双方向のやり取りが実現します。詳しくは「ANSHI TOUCH インタラクティブホワイトボード 資料ダウンロード2025年バージョン」で解説しています。
双方向操作を実現するScreenShareProの設定
ScreenShareProは、ANSHI TOUCHにプリインストールされているアプリで、複数のデバイスから同時に画面操作を行うための機能です。アプリを起動すると、接続用のQRコードまたはPINコードが表示されます。リモート側のデバイス(Windows、Mac、iPhone、Android)で専用アプリをインストールし、このコードを入力すると接続が完了します。
接続後は、リモート側のデバイスからもANSHI TOUCHの画面を操作できるようになります。たとえば、遠隔地の担当者がCAD図面に注釈を加えたり、Excel表を編集したりといった操作が可能です。この機能により、単なる画面共有ではなく、共同作業の環境が整います。
よくあるトラブルと即座に試せる対処法
画面が真っ暗なまま起動しない場合
電源を入れても画面に何も表示されない場合は、まず電源ケーブルがしっかり接続されているか確認してください。次に、電源ボタンを10秒以上長押しして強制シャットダウンし、再度起動してみます。それでも改善しない場合は、別の電源コンセントに接続するか、電源タップのスイッチがオンになっているか確認してください。
ディスプレイの入力切替が原因で画面が表示されないケースもあります。リモコンまたは本体の入力切替ボタンを押し、HDMI入力ではなくPC入力(内蔵Windows)に切り替えてください。入力切替ボタンは、電源ボタンの近くに配置されていることが多いです。
タッチパネルが反応しないときの確認ポイント
タッチパネルが反応しない場合、最初に確認すべきは画面の汚れです。指紋や汚れが付着していると、赤外線センサーが正常に動作しないことがあります。柔らかい布で画面を拭き、再度タッチしてみてください。画面の清掃方法については「ANSHI TOUCHの日頃のお手入れ、消毒・清掃について」で解説しています。
それでも反応しない場合は、Windowsの設定を確認します。スタートメニューから「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「タッチ」と進み、タッチ機能が有効になっているか確認してください。無効になっている場合は、トグルをオンに切り替えます。
Wi-Fi接続が不安定なときの対処手順
Wi-Fi接続が頻繁に切れる場合は、有線LAN接続への切り替えを検討してください。有線接続であれば、安定した通信速度が得られ、Web会議中の映像や音声の途切れを防げます。有線LANケーブルをANSHI TOUCH背面のLANポートに接続するだけで、自動的に有線接続に切り替わります。
Wi-Fi環境を改善したい場合は、ルーターとの距離を確認してください。会議室がルーターから遠い場合、中継器の設置が有効です。また、社内ネットワークのセキュリティ設定により、接続が制限されている可能性もあるため、IT部門に相談することをおすすめします。
初日からスムーズに使うための準備チェックリスト
導入前に整えておくべき会議室の環境
ANSHI TOUCHを導入する会議室には、安定した電源とネットワーク環境が必要です。電源は、ディスプレイ専用のコンセントを確保し、他の機器と共用しないことが望ましいです。ネットワークは、有線LAN接続が最も安定しますが、Wi-Fi環境でも十分に使用できます。
会議室の照明も重要です。ディスプレイに直接光が当たると、画面が見づらくなる場合があります。可能であれば、ディスプレイの正面に窓がない位置に設置するか、ブラインドやカーテンで光を調整してください。また、ディスプレイの高さは、参加者全員が見やすい位置に調整しておくと、初日からストレスなく使用できます。
事前にダウンロードしておくべきアプリとソフト
ANSHI TOUCHには、ANSHI NOTEとScreenShareProがプリインストールされていますが、Web会議ツールは別途インストールが必要です。ZoomやMicrosoft Teamsを使用する場合は、事前に公式サイトからアプリをダウンロードし、インストールしておいてください。Google Meetはブラウザで使用できるため、インストール不要です。
CADソフトやExcelなど、業務で使用するアプリケーションも事前にインストールしておくと、初日からスムーズに作業できます。ライセンス認証が必要なソフトは、管理者に確認して認証を完了させておいてください。詳しくは「ANSHI AURA スペック詳細|Mac・windows対応・OSレス仕様の会議室ディスプレイ」で解説しています。
初日に試しておきたい基本操作の練習項目
導入初日は、会議前に10分程度の練習時間を確保することをおすすめします。ANSHI NOTEを起動して、ペンで書き込む、消しゴムで消す、保存する、PDF出力するといった一連の流れを一度実行してみてください。実際に操作してみることで、会議中に迷わず操作できるようになります。
Web会議ツールとの連携も、事前に試しておくと安心です。テスト会議を開催し、画面共有、ペンツールでの書き込み、音声・映像の確認を行ってください。リモート参加者がいる場合は、事前にScreenShareProの接続テストも行っておくと、本番でのトラブルを防げます。
サポート体制と困ったときの相談先

ANSHI TOUCHの公式サポート窓口
ANSHI TOUCHには、導入後のサポート体制が整っています。操作方法がわからない、設定がうまくいかないといった場合は、公式サイトの「お問い合わせ」ページから連絡できます。電話やメールでのサポートに加え、リモート接続によるトラブルシューティングも提供されています。
公式サイト(ANSHI TOUCH公式サイト)では、製品情報、操作マニュアル、よくある質問が掲載されています。導入前に一度確認しておくと、初日のトラブルを減らせます。また、サポートプランに加入すれば、使いこなせるまで継続的に相談できます。詳しくは「使いこなせるまで相談できるデジタルホワイトボードANSHI TOUCHサポートプラン」で解説しています。
アフターフォロー研修とオンライン相談の活用
導入後に操作に不安がある場合は、アフターフォロー研修を利用できます。この研修では、基本操作から応用的な使い方まで、実際の業務シーンに合わせた内容を学べます。オンラインでの実施も可能なため、複数拠点がある企業でも全員が同じ内容を学べます。詳しくは「アフターフォロー研修~ANSHI TOUCH導入によるデジタル化支援~」で解説しています。
オンライン相談では、画面共有をしながらリアルタイムでサポートを受けられます。操作方法がわからない箇所を直接見せながら質問できるため、電話やメールよりも早く問題を解決できます。導入初日から1週間程度は、オンライン相談を活用することで、スムーズに運用を開始できます。
リピート率80%を支える製品保証の内容
ANSHI TOUCHは、リピート率80%という高い数字を誇ります。この背景には、充実した製品保証とサポート体制があります。通常の製品保証に加え、延長保証プランも用意されており、長期にわたって安心して使用できます。保証内容には、ハードウェアの故障対応、ソフトウェアのアップデート、操作サポートなどが含まれます。詳しくは「ANSHI TOUCH 商品保証プラン」で解説しています。
年間販売実績3,000台、導入実績10,000社という数字は、製品の信頼性と使いやすさを示しています。導入初日の不安を解消するために、事前準備とサポート体制の活用が重要です。アナログのホワイトボードと同じ感覚で使えるよう設計されているため、初日から安心して使い始められます。
よくある質問
ANSHI TOUCHの電源を入れても画面に何も映らない場合はどうすればいいですか?
まず電源ケーブルがしっかり接続されているか確認してください。次に電源ボタンを10秒以上長押しして強制シャットダウンし、再度起動します。それでも改善しない場合は、入力切替ボタンでPC入力(内蔵Windows)に切り替えてください。
初回起動時にMicrosoftアカウントのサインインは必須ですか?
必須ではありません。組織アカウントがある場合はそれを使用できますが、不明な場合は「オフラインアカウント」または「ローカルアカウント」を選択すればインターネット接続なしでも設定を進められます。
ANSHI NOTEで書いた内容を会議後に共有するにはどうすればいいですか?
画面右上の「保存」アイコンをタップしてファイル名を入力して保存します。その後「エクスポート」メニューから「PDFとして保存」を選択すれば、メールで共有したりUSBメモリにコピーしたりできる形式で出力できます。
Web会議中にCAD図面に直接書き込むことはできますか?
可能です。CADソフトを起動して図面を表示し、ANSHI NOTEのペンツールで注釈を加えることができます。画面共有中であればリモート参加者にも書き込み内容がリアルタイムで表示されます。
タッチパネルが反応しにくいときの対処法を教えてください。
画面に指紋や汚れが付着していると赤外線センサーが正常に動作しないことがあります。柔らかい布で画面を拭いてから再度タッチしてみてください。それでも改善しない場合は、Windowsの設定からタッチ機能が有効になっているか確認してください。
複数拠点で同時に画面操作を行うにはどうすればいいですか?
ScreenShareProアプリを使用すれば最大4台のデバイスから同時に画面操作が可能です。アプリを起動して表示されるQRコードまたはPINコードをリモート側のデバイスで入力すると接続が完了し、双方向の共同作業ができるようになります。
導入初日にどのくらいの準備時間を確保すればいいですか?
会議前に10分程度の練習時間を確保することをおすすめします。ANSHI NOTEでの書き込み、保存、PDF出力といった基本操作を一度試しておくと、本番で迷わず操作できます。Web会議ツールとの連携も事前にテストしておくと安心です。










