近年、企業のWEB会議のニーズが高まり、適切なWEBカメラやWEBマイクの選定が求められています。会議室のサイズや形に応じて最適なツールを導入することで、スムーズなコミュニケーションを実現できます。本記事では、企業向けに会議室の規模別に適したWEBカメラとWEBマイクを紹介し、さらに効果的な会議環境を構築するためのデジタルホワイトボードについても解説します。
WEB会議の種類と特性
WEB会議は、会議の目的や参加人数に応じて異なるスタイルがあります。
主に以下の3つの会議タイプに分かれます。
① 小会議室(1~4名)
小規模なミーティングや1on1の打ち合わせ、少人数のチーム会議で使用される会議室です。
参加者が少ないため、コンパクトで高性能なWEBカメラやマイクが求められます。

② 中会議室(4~8名)
チーム単位の会議やプロジェクトの進捗報告などに利用される会議室です。
複数人が参加するため、広範囲をカバーできるカメラや、明瞭な音声を届けるマイクが必要になります。

③ 大会議室(9名~)
役員会議や全社会議、プレゼンテーションなど大人数が参加する会議です。
広範囲を撮影できるカメラや、明瞭な音声を拾うマイクが重要になります。

会議室規模別のWEBカメラ・WEBマイクの選び方
それぞれの会議室サイズに適した製品を、LOGICOOL、JABRA、Kaigio Cam360を中心に紹介します。
① 小会議室(1~4名)向け
推奨製品:
- LOGICOOL C920n:6,200円
高画質フルHD対応のWEBカメラで、クリアな映像を提供。

- JABRA Speak 510:16,000円
コンパクトなUSB接続型スピーカーフォンで、小規模会議に最適。

- Kaigio Cam360:110,000円
360度カメラだが、小会議向けのモードに設定可能。

選定理由: 小会議室では参加人数が少ないため、カメラの画角は広すぎず、明瞭な音声を拾えるマイクが求められます。LOGICOOL C920nは高画質でコンパクト、JABRA Speak 510はクリアな音声を確保できます。
② 中会議室(4~8名)向け
推奨製品:
- LOGICOOL MeetUp:120,000円
広角レンズ搭載で、複数人を同時に映し出せる。

JABRA Speak 750:35,000円
よりクリアな音質と広範囲のマイク性能を持つ

Kaigio Cam360:110,000円
360度カメラで、会議室全体をカバー。

選定理由: 中規模会議では、全員がしっかり映ること、音声がクリアに届くことが重要です。LOGICOOL MeetUpは広角カメラとスピーカー一体型で便利。JABRA Speak 750は優れた音声処理能力を持ち、Kaigio Cam360は部屋全体を映せるため、オンライン会議での円滑なやり取りをサポートします。
③ 大会議室(9名~)向け
推奨製品:
- Kaigio Cam360:110,000円
360度撮影し、AIで話者を自動追尾。

・LOGICOOL Rally Plus:500,000円
高性能なカメラと複数マイクのセットで、大規模会議に最適。

- JABRA Panacast 50:170,000円
180度カメラと高性能オーディオを備えたオールインワンモデル

選定理由: 大会議室では、発言者を適切にフォーカスし、全員に明瞭な音声を届けるシステムが求められます。Kaigio Cam360の自動追尾機能、LOGICOOL Rally Plusの高解像度映像と集音力、JABRA Panacast 50の広範囲カバー能力が有効です。
比較的安くて、オールマイティなスペース向け
カメラ
JABRA Panacast 50:170,000円
3つの180度カメラで広範囲カバーと高性能オーディオを備えたオールインワンモデル

スピーカー
JABRA speak 750:35,000円
通話相手と自信が同時に発話できる「フルデュプレックスオーディオ」。2台同時連携機能。

選定理由: どんな会議室でも、広角で表示し、的確に音を拾うことが求められます。JABRA panacast 50の高解像度映像と180度カメラで広範囲をカバー、JABRA speak 750で双方向のコミュニケーションと多くの方の声を拾うことができます。
デジタルホワイトボードの活用
大人数が参加する場合、デジタルホワイトボードを併用することで、効率的な議論や情報共有が可能になります。
また会議室のWEB会議システムをシンプルに保つことが可能です。


特におすすめなのが、世界で選ばれているデジタルホワイトボード「ANSHI TOUCH」です。
ANSHI TOUCHの特徴:
- 多様なツール・ソフトウェアに対応(Zoom、Microsoft Teams、Google Meet など)
- タッチ操作で直感的な書き込みが可能
- リアルタイムで資料共有ができる
- クラウド連携で、会議後の情報整理がスムーズ
- Windows11 搭載のタッチパネルPCだから連携もでき、スタンドアローンで利用できる

導入メリット: ANSHI TOUCHを活用することで変わる会議
- 画面を手元で確認しながら会議に参加可能(ミラーリング機能活用)
- 遠隔地のメンバーともリアルタイムで情報共有(WEB会議繋ぎっぱなし)
- 会議後の議事録作成が容易に(AI議事録システム導入)
特に大規模なWEB会議では、ホワイトボードを活用することで、よりスムーズなコミュニケーションが実現します。

まとめ
会議室の規模に応じて最適なWEBカメラやWEBマイクを選ぶことが、快適なWEB会議の実現につながります。
- 小会議室(1~4名)
LOGICOOL C920n
JABRA Speak 510 - 中会議室(4~8名)
LOGICOOL MeetUp
JABRA Speak 750
Kaigio Cam360 - 大会議室(9名~)
Kaigio Cam360
LOGICOOL Rally Plus
JABRA Panacast 50 - オールマイティ
JABRA Panacast 50
JABRA Speak 750
さらに、ANSHI TOUCHを活用することで、より高度な情報共有と円滑な議論が可能になります。
企業のWEB会議環境を最適化し、生産性を向上させるために、適切なツールを導入しましょう。
